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Vallisaari. Courtesy Helsinki Biennial
Vallisaari Island, Helsink Biennial 2021

注) 「ヘルシンキビエンナーレ Helsink Biennial」 は、コロナウィルス(COVID-19)が原因の例外的な地球規模の状況のため、ヘルシンキビエンナーレの開場は延期されます。
最初のヘルシンキビエンナーレは、2021 年 6 月 12 日から 9 月 26 日までヴァッリサーリで開催されます。


記者説明会 Helsinki Biennial & HABITARE 2020

City of Helsinki, Finland

Helsinki Biennial & HABITARE 2020


Maija Tanninen-Mattila & Maaria Wirkkala

【Helsinki Biennial 2021】 Interview
【Interviewer (インタビュアー)】
マイヤ・タンニネン=マッティラ
【Interviewee (インタビュイー)】 マーリア・ヴィルカラ

マイヤ・タンニネン=マッティラ (ヘルシンキ市立美術館(HAM) 館長) &  マーリア・ヴィルカラ (フィンランド、ヘルシンキビエンナーレ参加アーティスト) Maija Tanninen-Mattila & Maaria Wirkkala

マーリヤは、自身もアーティストであると同時に世界的に有名なアーティストでもありますタピオ・ヴィルカラ(1915−1985) そしてルート・ブリュック (1916-1999) 夫妻の娘でもいらっしゃいます。
マーリヤさん質問です、ヴァッリサーリ島に行って見ての体験・自分への創作に影響を与えたかについての感想を述べてください。

私は、「自分が見るもの、目にしたくないもの」 を取り込んで作品にしています。 ヴァッリサーリ島はそういう意味で、すぐに話しかけてきました。 ヴァッリサーリ島は未知の力によって触れられている、ゾーンのようなものです。 ヴァッリサーリ島には歴史と、ありのままの自然が特別な形で合わさっている。 それは、アーティストにとっては、美観的なことです。
マーリヤは日本で何度か仕事をしていることについても説明してください。
私は 「大地の芸術祭 ・越後妻有アートトリエンナーレ 2003 」 に参加しております。 それ以外にも他のイベントに参加しております。 川俣さんには、「越後妻有アートトリエンナーレ」 で出会いました。 最初に日本で作品を制作したときは、まわりを聞いてよく観察するようにしました。 何かを外から持ってきてつけ加えるようなことはしたくなかった。 何か地元に固有なものを見つけて、それをグローバルにしたいと思いました。 あたかも自分がそこに行った事があるかのように異国のものに見えたものが自分によく慣れ親しんだものだと分かりました。 私の作品の制作のために人里離れた村・場所に行きました。 そて、北川フラム氏からは、あらゆる場所が世界の中心なのだと教わりました。
次の質問、日本の人とフィンランド人の自然を体験するやり方に何か違いはありましたか。
まずは、ラウンドスケープ・風景を語る時に、その風景の中にいることも語たらなければなりません。 アートというのは共有される風景・ランドスケープです。 私は最初に、越後妻有を訪れまして、その後、瀬戸内国際芸術祭のために瀬戸内を、また、北アルプス国際芸術祭のために大町を訪れましたけれど、日本という国・日本の方々に何か知っているような不思議な感じを覚えました。 私は、バックグラウンドの人里離れたドアも無いような北部の方に長期間滞在をするんですね。 その時にフィンランドの人々が持つような自然に対しての親しい感情というのが有るんですがそれが越後妻有地域であったり、もしくは長野県大町市の湖や森深いところに住んでいる人たちが感じるようなものと同じ自然に対する親しい気持ちだと思います。
マーリヤさん、ありがとうございました。 日本でマーリヤさんのお母さんのルート・ブリュックさんの展覧会が開かれています。 その中には、マーリヤさん自身の作品もあるのですね。
これは、言葉を持たない作品で、母の死後私が見つけたものです。
以上でインタビューは終了。

マーリア・ヴィルカラさんのお母さんのプロフィール :母 ルート・ブリュック(1916-1999) 北欧・フィンランドを代表するアーティストです。 名窯アラビアの専属アーティストとして約 50 年にわたって活躍し、初期の愛らしい陶板から膨大なピースを組み合わせた晩年の迫力あるモザイク壁画まで、幅広い作品を手がけました。
展覧会開催 『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』 会期 2019年 4/27~6/16 会場:東京ステーションギャラリー(2019年から2020年 国内美術館を巡回)
代表作品 《ライオンに化けたロバ》 1957 年、《ヴェネチアの宮殿:リアルト橋》 1953 年、《蝶》 1957 年、《スイスタモ》 1969 年、《都市》 1958 年、《黄金の深淵》 1969 年 など
:父 タピオ・ヴィルカラ(1915−1985) フィンランドを代表するデザイナー、彫刻家。 ヘルシンキ工芸大学の芸術科教授として後進の指導に務める。


'2019 11_14 「 Helsink Biennial & HABITARE 2020」 会場:在日フィンランド大使館での記者説明会です。
こちらの画像をクリックすると 「フィンランド」 の公式ページに移ります。


Maaria Wirkkala

Helsinki Biennial 2021 参加アーティスト 
マーリア・ヴィルカラ Maaria Wirkkala 1954 Finland


マーリア・ヴィルカラ Maaria Wirkkala ― Maaria Wirkkala は、ありふれた物や場所を、思考、記憶、夢のスペースへと変貌させます。―

 「私は自分が目にするもの、目にしたくないものを題材にしています」 と、Maaria Wirkkala は語ります。 物質世界の傍らで無形世界に取り組む彼女の作品において、中心的役割を果たすのが光と影。 また、時間も彼女の作品を形作る重要な要素であり、地下室や防火壁のようなありふれたものや場所を、思考、記憶、夢のスペースへと、あるいは Maaria Wirkkala の言葉を借りるならば、心の状態へと変貌させます。 特定の場所のために制作された彼女の作品は、見る者をその場に立ち止まらせて思考の世界へと誘うのです。

 作品の規模は、小型のオブジェクトコンポジションから、大型の屋外インスタレーションまで多岐にわたります。 また、多くは一時的作品ですが、トゥルク王立アカデミーの遺産記念碑 『Shred of knowledge (知識のかけら)』(1999) のような常設作品も制作し、記念碑の無形の性質を探求しています。


Maaria Wirkkala
 
Maaria Wirkkala

Helsinki Biennial 2021 「Maaria WirkkalaFinland

 

Helsinki Biennial 2021 「Maaria WirkkalaFinland


Maaria Wirkkala
 
Maaria Wirkkala

Helsinki Biennial 2021 「Maaria WirkkalaFinland

 

Helsinki Biennial 2021 「Maaria WirkkalaFinland


フィンランド初開催となるヘルシンキビエンナーレ 2021 が芸術家のプレビュー
リストとタイトル 『The Same Sea (世界の海は一つ)』 を発表!

―『The Same Sea (世界の海は一つ)』 というタイトルを冠した、フィンランド初開催となるヘルシンキビエンナ―レ 2021 では、すべての行動と森羅万象はつながっており、全体を支えているという相互依存の概念を示します。

Helsinki Biennial 2021 参加アーティスト プレビューリスト

Pawet Althamer ポーランド 1967 年生
川俣 正  Tadashi KAWAMATA 日本/フランス 1953 年生

BIOS リサーチユニット フィンランド 2015 年創設
Alicja Kwade ポーランド 1979 年生
Katharina Grosse ドイツ 1961 年生
Laura Könönen フィンランド 1980 年生
Gustafsson&Haapoja フィンランド 2012 年創設

Tuomas A. Laitinen フィンランド 1976 年生
Hanna Tuulikki イギリス 1982 年生
Jaakko Niemelä フィンランド 1959 年生
IC-98 フィンランド 1998 年創設
Mario Rizzi イタリア/ドイツ 1962 年生
Marja Kanervo フィンランド 1958 年生
Maaria Wirkkala フィンランド 1954 年生


川俣 正

Helsinki Biennial 2021 参加アーティスト 
川俣 正  Tadashi KAWAMATA 1953 French/Japan


川俣 正 Tadashi KAWAMATA ― 川俣 正 は、廃材で制作した作品によって、周りの環境を新たな視点で見つめる目を与えてくれます。―

 川俣 正は、既存の建築物を取り囲むように廃材や再生材を張り巡らさせます。 公共の空間を形作るために自分の作品を使いたいと考える川俣 正の繊細なジェスチャーや物事を全面的に再定義するその技法は、周りの環境に対する新たな知見をもたらしてくれます。 彼の作品は私たちの着目点を変え、常にそこにあったものを初めて見るような感覚に誘います。

 川俣 正の作品は入念に選定された場所で、多くは共同作業を通して組み立てられます。 現地グループと一緒に彫刻のような作品を制作あるいは建造することを重視しており、収集した材料は最終的に小屋、巣、煙突、連絡橋など、さまざまな形で有形化されます。 また、世界中で作品を創作しており、ベルサイユ宮殿では建物の一つを地元の商店から集めてきた何千もの青果用木箱で覆いました。


Tadashi KAWAMATA
 
Tadashi KAWAMATA

Helsinki Biennial 2021 「Tadashi KAWAMATAFinland

 

Helsinki Biennial 2021 「Tadashi KAWAMATAFinland



参考資料:「 Helsink Biennial & HABITARE 2020 (City of Helsinki)」 NEWS RELEASE、記者説明会のスピーチ、他

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